今週よりスクールが再開されたコースもあり、久々にお友達やコーチとサッカーを楽しんだという人もいると思います。
他のスクールも順次再開されていきますのでお楽しみを^_^
私が担当をしているU15UMDSも練習再開から3週間目に入りました。再開直後は練習中に気分が悪くなる選手もいましたが、少しずつ運動と暑さに慣れ、体力が戻ってきている様に感じてます。
前回ブログで熱中症についてお話ししましたがそのパート2という事で、今回は「徐々に運動に慣れる」というお話しです。
熱中症の事とセットで覚えておくとより安全にサッカーが行えると思うのでぜひ参考にして下さい!
まず、長期の自粛期間で身体を動かさないと体力が低下していきますが特に「持久力」が低下していきます。
※JFAホームページより抜粋
持久力が低下した状態で急に運動を再開すると、熱中症を引き起こしやすくなります。
なので、「いきなり元通りの運動をする」ではなく「徐々に運動の強さを高めていく」という事が大切になります。
そこで「徐々に〜」ってどれくらい?
と思いませんか?
私も思いました。笑
そして調べました。
日本サッカー協会が具体的なガイドラインを出していたので紹介します。
※NSCA JAPANホームページより抜粋
1週間毎に運動の強さ(運動強度)を設定するというやり方で、1週間毎に運動強度を上げていきます。
最初の1週間は50%(半分)
2週間目は70%
3週間目に80%
4週間目に90%
5週間目に100%(自粛前の量・強度)
という様に、約1ヶ月強かけて元の運動量に戻すという事が勧められています。
数ヶ月にも渡る自粛期間で思っている以上に体力は低下しています。
無理をせずに1ヶ月以上の時間をかけて慣れていくという意識を持つ様にしていきましょう。
もしスクール活動中に気分が悪くなったりしんどくなった時、どこかに痛みが出てきた時は遠慮せずにコーチに伝えましょう。
自分の身体の状態を察知して、しっかり報告して悪化させないように出来る事も良いスポーツ選手の条件だと思います。
スクールコーチ兼トレーナー
日高彰人