皆さんこんにちは。
スクールコーチ兼トレーナーの日高です。
朴コーチや中村コーチも紹介をしている「ヴィッセル神戸SS U15UMDS」についてですが、今回はわたくし日高がトレーナー視点で紹介したいと思います。
中学生の男子はいわゆる成長期の真っ只中で、身長なども含めて3年間で全く別人と言っていいほどの変化を起こします。もちろん個人差はあるのでその前後の年代で変化する人もいます。
その3年間で、いかに怪我なく身体作りをしていくかということはトレーナーとして大きな課題で、日頃のトレーニングやコンディショニングの内容を、発育発達の観点やチームの課題などに合わせて設定し、フィジカル面でも次のユース世代につなげれる様にしています。
そんな中、とある練習と試合の場面をフィジカル、コンディショニングの視点で切り取ってみたいと思います。
中学生は持久力が最も伸びる年代。最近は練習で1500m走を取り入れる事が多いです。
この時は各学年ごとに組分けをし行いました。
1年生です。まだまだ上級生に体力面では敵いませんが、サッカーのスキルは高く上級生相手でも果敢に挑んでいく姿勢がとても良いです!
コーチに言われなくても自分たちで質の高いアップを行えるなど、素直で真面目な子が多い年代です。
それぞれのキャラや性格、バックグラウンドを皆が認め合い、とても仲が良いのもこの年代の特徴です。
試合前のアップの様子です。コンディショニングやトレーニング対する意識も年々上がっています。
勿論、試合に向けて状態を上げる事を一番の目的で行なっていますが、行う順序や方法などをしっかり覚えておくと次のカテゴリーに上がった時も色々と役に立つ場面が出てくると思います。しっかりと自己管理、セルフコンディショニングができる様に指導し、見守っていければと多います。
今回は持久的なトレーニング、試合前のアップをピックアップしましたがそれ以外にも様々な取り組みをしています。それについてはまた別の機会で紹介します。
8月から様々な大会がスタートし、3年生は集大成の期間に入りました。余計な怪我で悔いが残らない様に精一杯サポートしていければと思います。
スクールコーチ兼トレーナー 日高彰人