今回はバルセロナ研修の中で私にとって最も良い経験となったことの一つを紹介します。
ジョアン・ビラ氏というメソッド部ディレクターからレクチャーを受けました。
FCバルセロナにおいて彼の役割は、練習内容の分析、改善、コーチの育成を統括することだそうです。
以前は、カンテラ(下部組織)で監督としてシャビやプジョルを指導してきたとのこと。
彼が多く語っていた言葉で心に残ったのが『人間性』でした。
「単にいいサッカー選手を育てるのではなく、モラル、人間性を高めていくことが我々の役割である。」と。
そういった高い理想を追い求めてきたクラブから学ぶことができたことは、我々にとって非常に素晴らしい経験となりました。
ヴィッセル神戸の夢が必ず叶いますように。
江口倫司